久保建英がレアル戦で取り消された幻のゴール、VARと主審の会話音声が公開される

レアル・ソシエダは26日に行われたレアル・マドリー戦に0-1で敗れた。

久保建英は古巣対決でゴールネットを揺らすも、その前にレアルMFオーレリアン・チュアメニへのファウルがあったとして得点は取り消されている。

試合後、久保が「ボールを失った選手(チュアメニ)は倒れ込んだ。チャンピオンズリーグでどうなるかはわからないが、笛は吹かれないと思う」などと発言したことは大きな話題になった。

そうしたなか、スペインサッカー連盟は、久保の得点が取り消された場面での主審とVAR担当審判との会話音声を公開。

チュアメニに対するアンデル・バレネチェアのファウルがあったとして、久保の得点は取り消しに。

『Mundo Deportivo』によれば、久保のシュートが入った直後にレアル選手たちは主審を取り囲んで抗議していたが、VAR審判はその時点でこう呼びかけていたそう。

「APP(その前のプレー)におけるファウルで得点を無効にする可能性を評価するためにOFR(ピッチ脇のモニターでの確認)を勧める」

「(主審がモニターへ確認しに行った際に)すぐスクリーン上にとてもいいカメラ(アングル?)が目に入るはずだ。バレネチェアがボールに触れておらず、チュアメニの足に触れているのが見えるだろう」

その後、主審は「重要なのはそこだ。もし、ボールに触れていなければファウルとなり、何もなしになる」と話していたという。

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ただ、同紙では「主審は、ボールに触れていなくてもファウルではなく得点は取り消されないという可能性を見落としている」とも指摘している。

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