Snow Man岩本照主演『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』再演決定 ヒロインは元宝塚・仙名彩世

Snow Man・岩本照主演『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の再演が決定

吉田栄作が続投

Snow Manの岩本照が、ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』で再び主演を務めることが、29日に発表された。2022年の夏ぶりとなる再演で、8月・9月に東京国際フォーラムホールC、オリックス劇場にて上演される。

本作は、1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説『世界をだました男』をもとに製作された映画のミュージカル版。映画はスティーヴン・スピルバーグが監督し、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオが演じ、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じるというハリウッドが誇る2大名優の競演が話題となった。ミュージカルは2009年7月にシアトルにて初演。その後11年にブロードウェイに進出し、同年のトニー賞ではノーバート・レオ・バッツが主演男優賞を受賞、ミュージカル作品賞をはじめ計3部門にノミネートされるなど、高い評価を得た。

22年夏に演出・上田一豪、主演・岩本で上演され、上田氏が描く華やかできらびやかながらも切なさの残る世界観と、キャストが紡ぐスタイリッシュなダンス・心に残る歌唱で大好評を博した。初演に続き、主役の若くハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア役を演じるのは岩本。Snow Manのリーダーとしてグループを牽引(けんいん)する歌・ダンスの確かな実力はもちろん、近年ドラマや映画などでたしかな演技力を魅せる岩本が、再びフランク・ジュニアに挑む。

岩本は「またあのすてきな世界へ挑戦させていただけること、本当にうれしく思います。ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のサウンドトラックを今でも聞くぐらい、好きな楽曲たちで溢れていて、嘘のような本当の話を沢山の皆様に“嘘なく”届けさせていただきたいと思ってます」とコメントを寄せた。

さらに、天才詐欺師を追うFBI捜査官ハンラティ役を演じるのは、日本のドラマ・映画界には欠かせない存在であり、昨年俳優デビュー35周年を迎え、ますます円熟味を増す吉田栄作が初演に続き続投。初演を経て絆の深まった岩本・吉田の2人の芝居に期待が高まる。

そして、ヒロインのブレンダ役には新たに元宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名彩世を迎える。歌・ダンス・演技三拍子揃った実力と華やかな魅力が作品にフレッシュな風を吹き込む。また、初演に続き岸祐二、春野寿美礼、生田智子、阿部裕らミュージカル界の実力者も再び顔を揃える。

8月・9月に東京国際フォーラムホールC、オリックス劇場にて上演となる。ENCOUNT編集部

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