【光る君へ】権力執着の道隆に視聴者からは批判の嵐「見苦しいモンスター」「平安ホラー」

藤原道隆を演じる井浦新【写真:(C)NHK】

井浦新が関白の藤原道隆を熱演

俳優の吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)。第17回では、道隆(井浦新)が体調を崩し衰弱。定子(高畑充希)が兄・伊周(三浦翔平)が関白に準ずる職につけるよう一条天皇(塩野瑛久)に働きかけようとする流れが描かれた。道隆自身も家のために動き、SNSでは道隆への批判の声であふれた。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

道隆は都の疫病への対応を考える道長(柄本佑)に「放っておけばいずれ収まる」と耳を貸そうとしなかった。

SNSでは「性根悪くなった」「ブラック道隆」「独裁者」という声が目立った。

その後、道隆は病気のせいで権力維持に危機を感じたのか弟・道兼(玉置玲央)を呼び、手を握って「貴子も伊周も隆家も支えてやってくれ。酷なことをしないでくれ。どうか、どうか、どうか、どうか……伊周を……わが家を頼む」と頼んだ。

SNSでは「むしが良すぎる」「今さら言うか」「身勝手すぎる」「都合良すぎる」「情けない」という道隆への批判の声であふれた。

さらに道隆は、定子に「皇子を産め」と繰り返し命じ、一条天皇には「伊周を関白に」と叫んで迫る様子も描かれた。その後、道隆は43歳の人生に幕を下ろす流れだった。

SNSでは「見苦しいモンスター」「もはや生きた亡霊」「平安ホラーだ」「こりゃダメだ」「哀れ」「正気じゃない」と、最後まで道隆を批判する声であふれた。ENCOUNT編集部

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