ビームスジャパン監修で記念商品 美濃加茂市制70周年、市内6社が開発

開発された市制70周年記念商品

 【東濃】美濃加茂市は、同市山之上町のぎふ清流里山公園で「2024年度市制施行70周年記念商品」を発表した。記念商品は、セレクトショップのBEAMS(ビームス、本社東京都)が運営する「ビームスジャパン」の監修により、市内企業6社が自社の技術を生かして開発した。

 ビームスジャパンは、ビームスが日本をキーワードに立ち上げた組織。衣料品、工芸品、文化など幅広いカテゴリーの地元の魅力を掘り起こし発信している。今回の参加企業6社は約半年間をかけて、記念商品の開発に取り組んできた。

 記念商品は、みのかも金蝶堂「特産品の梨のスイーツ」、川登屋「堂上蜂屋柿の新食感菓子」、春見ライス「希少な米ハツシモの純米大吟醸酒」、一般社団法人8knot「日本酒酒粕使用のクラフトビール」、美光技研「金属製の交通安全注意看板」、佐合木材「遊び心満載の木製小屋」。

 記念商品は5月5日まで、公園併設の道の駅みのかもで販売されている。藤井浩人市長は「特産品を生かして開発した記念商品が、70周年の美濃加茂市を知ってもらうきっかけになればありがたい」と語った。

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