ハピラインふくい、運転士が走行中に操作忘れ3本運休 4月29日午前

 福井県のハピラインふくいは4月29日、走行中に運転士がスイッチ操作を忘れ、午前6時半ごろから午前8時10分ごろまでの上下3本を運休したと発表した。約300人に影響した。

 同社によると、操作忘れが発生したのは午前5時21分福井駅(福井市)発午前6時13分敦賀駅(敦賀市)着の列車。今庄駅(南越前町)ー敦賀駅間で電源の交流区間から直流区間に入る際に、直流に切り替えるスイッチ操作が必要だが、運転士が操作を失念したという。操作をしていない場合、走行中の列車は問題なく敦賀駅に到着できるものの、福井駅へ折り返す際に運行することができないという。

 この影響で下りの午前6時36分敦賀駅発、午前7時24分福井駅発、上りの午前7時50分武生駅発の上下3本を運休した。この後の列車は通常通り運行しているという。

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 ハピラインふくいは北陸新幹線の福井県内延伸に伴い、JR北陸線を引き継いだ第3セクターで、新幹線開業日の3月16日から運行している。

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