清掃の大切さ伝える 三交コミュニティ、草生小で出前授業 三重・津

【掃除に関する解説を聞く児童ら(三重交通コミュニティ提供)】

 【津】三重交通グループでマンション・ビル管理を行う三重交通コミュニティ(川村則之社長)は26日、津市安濃町の市立草生小学校で清掃業務についての出前授業を開き、4~6年生の児童ら27人が授業を受けた。

 出前授業は同社の社名刷新を記念して、主要業務である清掃の大切さや奥深さを子どもらに伝えることを目的に昨年から始まったもの。

 小泉智義副社長がはじめに「WBC(ワールドベースボールクラシック)などの会場で日本人がごみ拾いをしていることが世界中に広まり称賛されている。小学校での掃除の体験が基礎になっていると感じている」と児童らにあいさつ。

 授業では同社のスタッフらが映像を使って「掃除」という言葉の意味から、界面活性剤の効用、業務用清掃用具などについて解説。その後児童らは2班に分かれ、教室とトイレの掃除の実技を体験。教室では、ほうきを使う際は地面から離さず最後にゴミを落とすこと、トイレ掃除の際便器をブラシでこする方法などを学んだ。

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