アームレスリング、鍛え上げた腕競う 茨城・筑西

県アームレスリング選手権大会で力比べをする選手=筑西市丙

茨城県アームレスリング連盟(永井昌儀理事長)は28日、同県筑西市丙のコミュニティプラザで、県アームレスリング選手権と県オープンアームレスリングの両大会を開いた。全国各地から10~60代の190人が参加し、鍛え上げた腕を比べ合った。

県選手権には連盟会員の男性が参加した。右腕と左腕の部に分かれ、63キロ級以下など4階級を実施。選手は丸太のような腕で組み合い、審判の開始の合図後、一瞬で勝負が決まるスリリングな展開に会場は盛り上がった。県オープンは男性が3階級、女性は無差別級で行った。

県選手権の各階級3位以内の選手は、同県土浦市で12月に開催予定の全国大会への出場権を得た。無差別級で優勝を飾った埼玉県の会社経営、佐手遼悟さん(38)は「初挑戦の無差別級で優勝できてうれしい。全国大会でも優勝を目指したい」と笑顔で話した。

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