リズム感や姿勢の美しさ競う 天童で県ダンススポーツ競技会

華麗なステップを踏む出場者=天童市・県総合運動公園総合体育館

 県ダンススポーツ連盟(平井夏会長)主催の県ダンススポーツ競技会が28日、天童市の県総合運動公園総合体育館で開かれ、愛好者ペアが華麗な踊りを披露した。

 内外から51~91歳の81組162人がエントリーし、16部門に分かれてリズム感や姿勢の美しさを競った。タンゴやワルツなど5種類を連続で踊る部門では体力と精神力も求められ、大粒の汗を流しながら笑顔を絶やさず楽しんだ。

 山辺町山辺の武田啓さん(69)、みどりさん(68)夫妻は出場したラテン部門で3位に輝いた。一緒に踊るのは20年になるといい、「何も言わなくとも間合いが計れる」「共通の話題があるから仲が良い」と笑い合った。今後もあうんの呼吸で人生のステップを踏んでいく。

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