「J1昇格への道筋を作ること サッカー王国静岡の復活の為に貢献を」J2清水GMに清水東高出身・反町康治元日本サッカー協会技術委員長が就任

サッカーJ2清水エスパルスは4月29日、元U-23日本代表監督で、2024年3月まで日本サッカー協会技術委員長を務めていた反町康治氏のゼネラルマネージャー・サッカー事業本部長に就任すると発表しました。

反町氏は埼玉県生まれで、静岡県立清水東高校から慶応義塾大学、Jリーガーとして横浜フリューゲルスやベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)などで活躍。引退後は、アルビレックス新潟を皮切りに、湘南ベルマーレや松本山雅FCなどで監督を務めました。また、U-23日本代表監督として、2008年の北京オリンピック出場に導きました。

松本の監督退任後、2020年からは日本サッカー協会の技術委員長を務めていましたが、2024年3月をもって退任。その後、去就が注目されていました。

反町氏はクラブのホームページを通じて、以下のようにコメントしています。

「清水エスパルスを愛するファン、サポーターの皆さん、そして清水エスパルスに多大なサポートをしていただいているステークホルダーの皆さん、この度、清水エスパルスGM、サッカー事業本部長に就任しました反町康治です。どうぞよろしくお願いします。今回このような素晴らしいご縁をいただいたことに感謝すると同時に自らのミッションをしっかり果たしていきたいと思っています。

私のミッションはまずトップチームのJ1リーグ昇格への道筋を作ることです。そしてそれと並行して継続的にレベルの高いチーム作りを編成を含め行っていくことだと認識しています。そのためにここまで培ってきた経験を生かし努力していきます。さらにアカデミーを含めたこの地域の底上げをする必要性も強く感じています。サッカーのまち清水に育ててもらった感謝を胸に育成にも尽力し、サッカー王国静岡の復活の為に貢献していきます。

サッカーはエモーショナルなスポーツです。嬉しい時、辛い時もありますが、決して一喜一憂しすぎることなく着実に前進し、清水エスパルスの力強い未来を皆さんと共に、「ONE FAMILY」になって築いていきたいと思っています。今まで以上の清水エスパルスへの応援、サポートをよろしくお願いします」

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