盛岡さんさ踊り、観光客を魅了 「街なかさんさ」が始動

約100人の観客を前に伝統の舞を披露するミスさんさ踊り

 盛岡市中心部で盛岡さんさ踊りを披露する今年の「街なかさんさ」が27日、同市中ノ橋通のおでってホールで始まった。多くの観客が体でリズムを取りながら伝統の舞を楽しんだ。

 ゴールデンウイーク(GW)初日のこの日はミスさんさ踊り、大宮さんさ踊り保存会、三本柳さんさ踊り保存会が出演。県内外から約100人が集まり、振り付けをまねたり、団体ごとに特徴の違う踊りを堪能したりした。

 盛岡観光コンベンション協会が主催し、土日祝日の不定期開催。3年目の今年はより多くの観光客に魅力を発信しようと、開始時期を前倒しし、回数も昨年の35回から50回に増やす。

 GW期間中は5日午後1時半から、6日午前10時半からともにおでってホールで。入場料300円。

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