奥津氏の足跡たどる 7月16日まで作品展 相模原市南区

「アルルの女」=相模原市民ギャラリー提供

かつて相模大野に在住していた画家・奥津国道氏(1932〜2016)の作品を相模原市民ギャラリーアートスポット(中央区相模原1の1の3セレオ相模原4階)で展示している。7月16日(火)まで。

奥津氏が足しげく通ったフランスでの取材日記などを中心に公開し絵画制作の裏側に迫る。

市に寄贈された6点の絵画作品のうち、3点の油彩画と手記原本、5点のスケッチや取材先での奥津氏を映した写真パネルなどを展示する。奥津氏は秦野市生まれ。平凡出版社(現マガジンハウス)でアートディレクターを務めた。70年頃から欧州を巡り油彩画の制作を始め、同時期に相模原市に転居。その後独立し、女性像を手がける画家として人気を博した。

開館時間は午前9時から午後5時。休館日は毎週水曜日。

問い合わせは同ギャラリー【電話】042・776・1262。

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