北・東日本はきょう（月・祝）午後も行楽日和だが、東北南部や関東甲信は時季外れの暑さが続きそうだ。一方、西日本はさらに雨の範囲が広がり、局地的に雷雨となる所があるため、落雷や突風に注意が必要となる。あす30日（火）は日本海側と北日本を中心に雨で、関東も午前中は傘が必要になりそうだ。

西から雨雲広がる

　きょう（月・祝）は、北・東日本で日中いっぱい晴れる所が多い。予想最高気温は、長野で30℃、若松（福島）や宇都宮で29℃、前橋やさいたまで28℃、山形や東京で27℃など、東北南部や関東甲信は暑い状態が続くので、意識的に水分補給を心がけるなど健康管理に注意したい。

　西日本は低気圧や湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっている。午後も九州を中心に発達した雨雲がかかり、夕方以降は四国や中国地方でも、局地的に雷を伴い激しく降るおそれがある。九州は今夜遅くにかけて、四国はあす（火）明け方まで、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。

後半は天気安定

　あす（火）朝は、東・北日本で雨の所が多いが、天気は西から回復に向かいそうだ。夕方には、東海や関東でも晴れ間が戻る見込み。東日本はきょうより気温の下がる地域が多いが、湿気が多いので風通しの良い服装が良さそうだ。なお、1日（水）は再び天気がぐずつく予想の地域が多いが、北日本は早い時間から晴れる見通し。北陸や山陰も、夕方には晴れてきそうだ。

　2日（木）～5日（日・祝）は、ようやく晴天が長持ちする流れになり、北～西日本はお出かけ日和が続きそうだ。今のところ、驚くような高温は予想されないが、東北南部と関東から西の各地は、25℃前後まで上がる所が多い見込み。ただ、6日（月）は遅い時間ほど雨の範囲が広がり、全国的に南風が強まりそうだ。

（気象予報士・高橋和也）