車が海に転落 運転男性(60代)は自力脱出 ブイにつかまり救助待つ 「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」

28日夜、愛媛県松山市の松山港で岸壁から乗用車が海中に転落しましたが、運転していた男性は、自力で脱出、ブイにつかまりおよそ20分後に救助されました。

松山海上保安部などによりますと、28日午後6時40分ごろ、「海に車が転落した。運転手が脱出して近くのブイにつかまっている」といった内容の通報がありました。

現場は松山市大可賀の釣り公園近くの岸壁で、消防が駆け付けたところ、海に浮かぶブイにつかまっている男性が見つかり、レスキュー車のクレーンなどを使い救助しました。
救助されたのは県内の60代男性で病院に搬送され、全治2日の低体温症だということです。

事故当時、男性は釣りをしていたということで海上保安部の聞き取りに対し、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。男性の妻は、岸壁にいて無事でした。現場は、大型船の接岸できる水深およそ24メートルの港の岸壁です。

© 株式会社あいテレビ