清水、反町康治氏のGM就任を発表「サッカー王国静岡の復活の為に貢献していきます」

清水エスパルスは29日、反町康治氏がゼネラルマネージャー、サッカー事業本部長に就任することを発表した。

現在60歳の反町氏は選手時代には慶應義塾大学から全日空サッカークラブ、横浜フリューゲルス、ベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプレー。引退後は指導者へ転身し、2001年から2005年までアルビレックス新潟を指揮。2006年7月にはU-22/23日本代表の監督に就任し、2008年の北京五輪を戦った。

2009年には湘南ベルマーレの監督に就任し、2012年から2019年までは松本山雅FCで指揮を執った。その後、2020年3月から2024年3月までは日本サッカー協会理事・技術委員長を務めていた。

新たに清水のゼネラルマネージャー、サッカー事業本部長に就任した反町氏はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「清水エスパルスを愛するファン、サポーターの皆さん、そして清水エスパルスに多大なサポートをしていただいているステークホルダーの皆さん、この度、清水エスパルスGM、サッカー事業本部長に就任しました反町康治です。どうぞよろしくお願いします。今回このような素晴らしいご縁をいただいたことに感謝すると同時に自らのミッションをしっかり果たしていきたいと思っています」

「私のミッションはまずトップチームのJ1リーグ昇格への道筋を作ることです。そしてそれと並行して継続的にレベルの高いチーム作りを編成を含め行っていくことだと認識しています。そのためにここまで培ってきた経験を生かし努力していきます。さらにアカデミーを含めたこの地域の底上げをする必要性も強く感じています。サッカーのまち清水に育ててもらった感謝を胸に育成にも尽力し、サッカー王国静岡の復活の為に貢献していきます」

「サッカーはエモーショナルなスポーツです。嬉しい時、辛い時もありますが、決して一喜一憂しすぎることなく着実に前進し、清水エスパルスの力強い未来を皆さんと共に、『ONE FAMILY』になって築いていきたいと思っています。今まで以上の清水エスパルスへの応援、サポートをよろしくお願いします」

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