なぜCLシティ戦でPKキッカーを辞退したのか レアルMFバルベルデが理由を説明 「プライドとエゴを…」

王者マンチェスター・シティとの激闘を制して、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝進出を決めたレアル・マドリー。2ndレグは延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。

レアルでPKを蹴ったのは、ルカ・モドリッチ、ジュード・ベリンガム、ルーカス・バスケス、ナチョ、アントニオ・リュディガー。120分間プレーしていたウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデは蹴らず。

『ESPN』のインタビューでその理由をこう説明していた。

「人生であんなに疲れた試合は初めてだった!ボールを持たずにゴール前で守備をする時間が多かったので、ひどく疲弊したし、違うサッカーを経験することになった。でも、幸い勝ち抜けることができた。

僕はPKでかなり苦しんできた。これほど重要な試合をPK戦で突破したことはなかったので、勝ったのはとてもいいことだった。

勝ったのはよかったけれど、疲労のせいさ。ああいう時に最も重要なのは頭だと思うからね。

気分はよくないかもしれないが、本当のことを言ったからといってサッカー選手として劣るわけではない。ああいう時はプライドやエゴを捨てなければいけない。その瞬間に準備ができていないなら、チームメイトたちに任せる」

最初の5人のうちのひとりとして蹴ることになっていたものの、疲労困憊で頭が回らない状態だったために辞退したようだ。

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バルベルデはPK戦を除くと、クラブキャリアでPKを蹴ったことは一度もない。PK戦を除くPKを最後に蹴ったのは、2017年のU-20ワールドカップになる(代表戦でPKを2回蹴っているが、どちらも成功はしている)。

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