ホーム2連勝で2勝2敗にしたマジックのフランツ「僕らは満足なんてしていない」

イースタン・カンファレンス第4シードのクリーブランド・キャバリアーズと、第5シードのオーランド・マジックによる「NBAプレーオフ2024」ファーストラウンドは、両チームとも100得点未満というロースコアな展開となった最初の2戦をキャブズが制して2勝0敗とした。

ところが、4シーズンぶりのプレーオフ返り咲きとなったマジックがホームに戻って反撃。4月26日(現地時間25日、日付は以下同)の第3戦でパオロ・バンケロが31得点14リバウンド5アシストと爆発し、マジックが121-83で快勝。

続く28日の第4戦ではフランツ・バグナーが34得点13リバウンド4アシストの大暴れ。マジックはキャブズを後半わずか29得点に抑え込み、112-89で2連勝とし、シリーズ戦績を2勝2敗のイーブンにした。

特に第3クォーターでわずか10得点に終わったことで、キャブズのドノバン・ミッチェルは「10得点なんて酷すぎる。僕らはうまくやっていかなきゃいけない。僕としてもそう。自分自身にがっかりしている。うまくやってみせる」と悔やんでいた。

一方、第4戦で殊勲の活躍を見せたバグナーは「僕らは満足なんてしていない。あと2勝しなきゃいけないんだ。あのチームからあと2勝する必要がある。だからクリーブランドで行われる次の一戦で勝利できるように集中していかなきゃならない」と意気込んでいる。

両チームによるシリーズは、会場をキャブズのホームへ移し、5月1日に第5戦が行われる。勝利したチームがカンファレンス・セミファイナル進出へ王手をかけるだけに、双方にとってマスト・ウィン・ゲームとなる。

【動画】マジックがホームで勝利した第4戦のハイライト!

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