ブレンビー鈴木唯人、欧州で活躍する要因を代理人が明かす 「すでに友達がたくさんできた」

今季からデンマークのブレンビーでプレーする鈴木唯人。22歳のアタッカーは最近目覚ましい活躍を見せており、現地での評価が急上昇している。

『Tipsbladet』によれば、彼の代理人である秋山祐輔氏はこう話しているそう。

「彼がブレンビーに行く前からすでに他クラブからの関心があった。いま彼はとてもよくやっている。特にこの数か月は。すでに何件か照会があったが、見定める。

もし、ブレンビーが優勝すれば、チャンピオンズリーグに出場する。それは唯人にとって素晴らしい経験になるだろう。だから、どうなるかを言うのは難しい。彼は出来る限り高いレベルでプレーしたがっているが、ブレンビーでとても満足しているので、それは大事ではない。

最初にブレンビーから連絡があったのは(2023年)5月だった。電話があり、唯人に興味があると伝えられた。唯人はブレンビーのことはあまり知らなかったが、私はクラブとチームのポテンシャルについて伝えた。何度か話し合い、彼はすぐに行きたいと決断した。

私はエージェントとして15年以上の経験があるが、デンマークへの移籍にかかわったのは今回が初めてだった。ただ、ブレンビーがいいクラブであることは知っていたし、ブレンビーを選択した際、将来的な欧州サッカー(欧州コンペティション)の可能性があることが重要だった。今季はそうではないが、来季はそうなればいい。唯人にとってとても重要な経験になるだろう。

残念ながら、日本でデンマークのサッカーを見ることはできないので、人々が彼の試合を見るのは難しいが、ニュースや記事でチェックしている。ブレンビーでよくやっていることは知られているし、U-22代表のスター選手のひとりなのでよく知られている。

もちろん、全く新しい文化や言語での挑戦だったが、彼にとってはいい経験になった。彼はストラスブールでも成功したがっていたが、そうはならなかった。

彼のことは長年知っているが、素晴らしい性格をしている。とてもオープンな人間だ。それが欧州サッカーで成功する大きな要因になった。すでに唯人は(ブレンビーの本拠地)コペンハーゲンで多くの友達ができた。すでにヨーロッパ人みたいだ(笑)」

鈴木にはマンチェスター・シティやリヴァプールもスカウトを派遣しているが、来季CLに出場する場合はブレンビーに残留する可能性があるようだ。

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なお、秋山氏は、南野拓実や上田綺世の代理人でもある。

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