公式戦3試合ぶりに復帰を果たしたマンチェスター・シティのアーリン・ハーランドが、ノッティンガム・フォレスト戦で得点を挙げ、安堵の言葉を残した。
現地時間28日、プレミアリーグの優勝を争うマンチェスター・シティは敵地“ザ・シティ・グラウンド”でノッティンガム・フォレストとの一戦に臨んだ。試合は前半に、ケヴィン・デ・ブライネのコーナーキックからヨシュコ・グヴァルディオルが頭で合わせ、先制点を奪うと、後半には途中出場のハーランドが、今季リーグ21点目となる得点を挙げ、マンチェスター・シティが0-2と勝利を手にした。
リーグ戦5連勝を達成したマンチェスター・シティは勝ち点を「79」に伸ばし、消化試合の1試合多い首位アーセナルと勝ち点差「1」を維持し、追走している。
ハーランドは負傷により、20日のFAカップ準決勝チェルシー戦と、25日のプレミアリーグ第29節延期分のブライトン戦を欠場していた。ノッティンガム・フォレスト戦で62分から途中出場し復帰を果たすと、72分にデ・ブライネとのホットラインから早速ゴールを挙げた。試合後、イギリス『Sky Sports』のインタビューに応じ、喜びと安堵の言葉を残し、タイトルレースに言及した。
「これは重要な勝利だし、どうやって勝つかは問題ではなかった。復帰することができてうれしい。厳しい試合になることは予想できたし、ピッチはプレーしづらい状況だったが、文句を言うことはしない。重要なことは勝つことで、まさに成し遂げることができた」
プレミアリーグのタイトルレースは、ウェストハムに敗れたリヴァプールが厳しい立場に置かれた今節。タイトル争いに関して「考えないこと」とし、目の前の一戦に集中する構えを示している。
「重要なことは一日一日を大切にすることだ。正直考えすぎると、頭がおかしくなる。だからリラックスして楽しんで、次の試合に集中することにするよ」
ノッティンガム・フォレスト戦で得点を挙げたハーランドは、プレミアリーグの得点ランキングで再び単独1位に踊りでた。そのハーランド擁するマンチェスター・シティは次戦、現地時間5月4日にウルブス戦を控えている。