「熱中できるということは大切」101歳男性が93歳から始めた「野鳥彫刻」を展示=浜松市

かわいらしい小鳥を実寸大の大きさで彫った彫刻展が、浜松市浜名区三ヶ日町のギャラリー「蔵茶房なつめ」で開かれています。

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青い色が特徴のカワセミやシマエナガなど、小鳥の彫刻約60点が展示されています。この展示会を開いたのは、浜松市の三ヶ日町に住む二橋哲男さん(101)です。二橋さんは93歳から小鳥の彫刻を習い始め、毎日の作業が生きがいだということです。

一つの作品を完成させるのに3日から4日かかるということで作業を始めると時間が経つのを忘れてしまうほど熱中してしまうそうです。

<二橋哲男さん>
「熱中できるということは、ぼけ防止にもつながるのではないかっていうことを思い出しましたものですから、やめてしまえば、自分はすぐにぼけてしまうと思うので、ぼけないようにできる限り頑張るつもりです」

自信作の一つが捕獲したばかりの小魚をくちばしにくわえ、いまにも飛び立ちそうな羽根を広げたカワセミです。この展示会は5月10日まで開かれています。

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