前線を伴った低気圧が東シナ海を東進しています。
正午現在、九州や中国・四国地方で、雨が降っており、
雨脚の強まっている所もあります。
今夜にかけて低気圧は九州北部を通過するでしょう。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、
低気圧の中心に近い中国地方では
今夜は激しい雨や雷雨となる所がありそうです。
こんや午後9時までの3時間積算降水量を見てみると、
広島県や岡山県、島根県を中心に黄色やオレンジ色の表示があります。
中国地方では今夜～あす明け方にかけて、
バケツをひっくり返したような激しい雨や雷雨となる恐れがあります。
予想以上に雨雲が停滞したり発達したりした場合は、
局地的には警報級の大雨となる恐れがあります。
暗い時間帯の大雨ですので、
今夜は安全な所でお休みするようにしてください。
あす朝になると、雨の中心は東～北日本となり、
通勤通学の時間帯は関東などで雨脚の強まる恐れがあります。
関東の雨は、あすの昼過ぎまでで、夕方以降は晴れてきますが、
北海道や東北北部、北陸では夜まで雨が降ったりやんだりが続くでしょう。
5月のスタート、1日も湿った空気が流れ込む、
西日本や東日本の太平洋側では雨の降る所があるでしょう。
ただ、2～5日頃は本州付近は晴れる所が多い見込みです。
連休後半は「お出かけ日和」となる所が多くますが、
山のレジャーは、天気の急変に注意が必要です。
上空の寒気の影響で、特に4～5日頃は、
山沿いを中心に雨雲や雷雲が発達しやすくなります。
連休後半、山へお出かけされる方は空模様の変化に十分ご注意下さい。
連休後半の暑さのピークは4日(土)ごろとなりそうで、
名古屋は27℃、東京も26℃と6月上～中旬並みの暑さとなりそうです。
連休最終日の6日(月)は、西日本や沖縄で雨が降るでしょう。
