まるで観光スポット!? 自宅の不法侵入に苦しむ韓国スターたち「庭でお茶する人も…」

芸能人の家をまるで観光地のように認識する行動が続いており、芸能人のプライバシーを尊重する姿勢が求められている。

最近、モデル出身タレント、ハン・ヘジンの別荘が無断侵入の被害に遭った。ハン・ヘジンは4月28日、自身のインスタグラムに「来ないでください。大家さんに譲ってください」というキャプションを添え、別荘の前庭に無断駐車された車の写真を公開した。彼女は「お願いします。来ないでください。お願いいたします。怖いです」と吐露した。

ハン・ヘジンが無断侵入被害に遭ったのは、今回が初めてではない。

今年1月にも「先日、1人で家にいた時に私の部屋からリビングに歩いていくと、ベランダの窓から見えるファイヤーピットで中年夫婦がお茶して写真を撮っていた。しかも自分たちの車を庭の真ん中に駐車していた」と、YouTubeで話した。

彼女もある程度は覚悟していたという。

(画像=YouTube)

「ついに心配していたものがキタと思った。どうやって来たのかと聞いたら、YouTubeとテレビを見て来たと。だから申し訳ないけどここは私有地なので入ってはいけないと話した」と振り返った。

ハン・ヘジンだけでなく、多くの芸能人が私有地を侵されている。

『ヒョリの民泊』で知られるイ・ヒョリ、イ・サンスン夫婦の自宅には数多くの観光客が訪ねてきて呼び鈴を押したり無断侵入したし、お笑い芸人チャン・ドンミンの自宅には40代男性が外壁と窓、車に石を数十回投げるトラブルがあった。

RAINとキム・テヒ夫婦の自宅に呼び鈴を押し、大声を上げるなどストーカー被害を与えた40代女性は、懲役6カ月の実刑を宣告されたりもした。

他にも数多くのスターたちが私的領域を侵される被害を受けており、強硬対応するという立場を伝えたり、警告または通報するケースもあった。

芸能人の家は観光地ではない。個人、私的団体などが所有する土地である「私有地」に該当し、理由もなく侵入に該当する行為をした場合は3年以下の懲役や500万ウォン以下の罰金に値する処罰を受けることになる。

家を訪ねる行為は芸能人に向けたファン心や愛情ではなく、違法行為ということを理解する必要がある。

(記事提供=OSEN)

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