今シーズン限りで契約満了のチアゴ・シウヴァ 古巣フルミネンセ復帰が有力か

写真:フルミネンセ復帰が有力視されているチアゴ・シウヴァ

チェルシーに所属する元ブラジル代表CBチアゴ・シウヴァは、今シーズン限りでチェルシーを離れる予定で、現在は代理人が次の所属チームを探しているという。イギリス『TEAMtalk』が報じている。

現在39歳のチアゴ・シウヴァは、2020年の夏にパリ・サンジェルマンから加入をすると、同シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献。公式戦151試合で9G3Aを記録しており、若手選手の多いチェルシーを後方から支えている。

今シーズン限りで契約の切れるチアゴ・シウヴァは契約延長をすることはなく、他のチームへ移籍することになるという。『TEAMtalk』によると、チアゴ・シウヴァはヨーロッパに残る選択肢も検討しているが、現状では母国ブラジルのフルミネンセに復帰する可能性が一番高いという。

古巣であるフルミネンセでは2006年から2008年までプレーしており、在籍していた2008年にブラジル代表デビューを飾っている。

他にも、アメリカ・メジャーリーグサッカーのオークランド・シティやサウジアラビアのアル・ナスル、プレミアリーグのいくつかのチームがチアゴ・シウヴァ獲得の可能性を模索しているという。

また、今夏にシモン・ケアーとマッティア・カルダーラの退団が予想されるミランも、新たなCBを獲得することを検討しており、チアゴ・シウヴァもその候補の1人と報道されていたが、ミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏がこれを否定。フリートランスファーで獲得できる魅力はあるものの、39歳という年齢を懸念したという。

『TEAMtalk』によると、チアゴ・シウヴァは近いうちに自身の行き先について最終決定を下すようで、古巣フルミネンセへの復帰が第一候補として間違いないようだ。

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