3つの下ごしらえで「もやし」はもっとおいしくなる!お店みたいなシャキシャキ感の「豚もやし炒め」レシピも大公開

1袋20円台(編集部調べ)のもやしは、家計お助け食材の代表格。

そんなもやしをシャッキシャキの食感で最高においしく調理する方法を紹介。メインおかずに、もう一品やおべんとうに、毎日大活躍間違いなし!

もやしをおいしくする3つのコツ

もやしを使う前にはさっと水で洗って水けをきるだけでOKですが、時間があるときには、この3つの下ごしらえをすると、グッとおいしくなります!

(1)ひげ根を取る

もやしのひげ根を取る。芽の部分は残して細いひげのようにのびている部分を取ると、においが取れて口当たりがよくなる。

(2)水に2分浸す

冷水に2分ほどつけて水分を吸わせてシャッキリさせる。長くつけすぎると、もやしの風味が抜けてしまうのでさっと浸すだけでいい。

(3)水けを拭く

ペーパータオルやふきんの上に広げて上からも押さえ、しっかりと水けを拭くと、調味料もからみやすく水っぽくならない。

まるでお店のシャキシャキ感!豚もやし炒め

●材料(作りやすい分量)
豚こま切れ肉…200g → 塩少々をふり、片栗粉大さじ1をまぶす
もやし…1袋 → できれば上の要領で下ごしらえをする
サラダ油…大さじ1
[A(混ぜ合わせる)]
しょうゆ、酒…各大さじ1
オイスターソース、ごま油…各小さじ1

●作り方
(1)豚肉を2分

フライパンに油を強めの中火で熱し、豚肉を入れる。フライパンに広げたら1分さわらないで焼き色がつくまで火を通し、返して裏面も同様に1分焼く。

(2)もやしを加えて1分30秒
もやしを加えて豚肉と混ぜ、フライパン全体に均一に広げる。広げたら1分30秒、途中で上下を返して両面を焼く。

広げたらさわらない!

(3)調味料を加える
豚肉ともやしを寄せてフライパンの手前のスペースを空け、そこに[A]を入れてよく熱し、煮立ったら手早く炒め合わせる。

ぐつぐつ煮立たせる!

【POINT】
熱くなった野菜に冷たい調味料を加えると、炒めものが水っぽくなってしまう。

<お料理を始める前に>
・ここでは、もやし1袋(200g)のレシピを掲載しています。
・電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。

<教えてくれた人>
料理研究家 今井亮さん
中国料理店の厨房で培った経験を生かして中国料理をはじめ、あらゆるジャンルの家庭料理のレシピを提案。だれでもおいしくできる確かな解説が大好評でテレビでも大活躍。「もやしは味が淡泊だからどんな料理にも使えますよ!」。

参照:『サンキュ!』2024年5月号「家計にやさしく、毎日でも飽きない救世主 最高のもやし」より。掲載している情報は2024年3月現在のものです。

調理/今井亮 撮影/鈴木泰介 構成・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部

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