西武、40歳中村剛也が田淵幸一氏に並ぶ通算474本塁打 トップ10入りまでM2

4回2死、左中間に3号ソロを放つ西武・中村剛(撮影・西田忠信)

◆ソフトバンク―西武(29日、みずほペイペイドーム)

西武の中村剛也(40)がメモリアルな一発を放った。4回にスチュワートから放った左越えの本塁打は今季3号。阪神、西武で活躍した田淵幸一氏(77)が持つ歴代11位の474本塁打に並んだ。25日のオリックス戦で5試合連続の二塁打を放ち、40代選手としては史上初の快挙を達成したばかり。本人はその試合の後に「ツーベースより、ホームランを打ちたい」と、いつもの〝おかわり節〟で淡々と振り返っていた。

広島、阪神で活躍した金本知憲氏(56)の歴代10位の476本塁打まで、あと2本に迫った。節目の通算500本塁打までは、あと26本。8月で41歳を迎える23年目の大ベテランが孤高のバットで打線をけん引している。

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