北京市、BMI産業発展加速に向けたロードマップ発表

北京市、BMI産業発展加速に向けたロードマップ発表

25日、中関村国家自主イノベーションモデルエリア展示センター常設展で、BMI(ブレーン・マシン・インターフェース)システム「北脳2号」を見学する来場者。(北京=新華社記者/薛臣)

 【新華社北京4月29日】中国北京市は26日、2024年中関村フォーラム年次総会の「ブレインマシーンインターフェース(BMI)イノベーション発展・応用フォーラム」で、BMI産業発展加速に向けた行動の「ロードマップ」を発表した。

 北京は2026年までにBMIコア技術のブレークスルーを実現して複数のリーディングカンパニーを育て、30年には最適化された独自のBMI技術体系を確立し、中小企業100社を育てて産業発展集積エリアを形成する。重要技術の統合と革新を強化し、BMI製品の供給を豊かにして、協同発展の産業エコシステムを構築するとともに、医療やヘルスケア、産業安全、教育・スポーツ、スマートライフの5分野でBMIのモデル応用を推進。イノベーション支援プラットフォーム構築や産業規格体系の最適化、検査評価体系の確立を通じて、BMIの幅広い利用や産業化のために強力なサポートを提供する。

 同市は昨年「北京市未来産業イノベーション発展促進実施プラン」を発表し、BMIを未来産業の重点分野に組み入れ、発展に向けた布石を打った。(記者/魏夢佳、陽娜)

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