【巨人】3回7失点のグリフィン続投に東京ドームざわめく 4回11安打2被本塁打8失点KO

1回1死1、2塁でサンタナに四球を与えヒザをつくグリフィン

巨人のグリフィン投手(28)がまさかの背信投球だ。

29日のヤクルト戦(東京ドーム)で「右腹直筋筋損傷」で離脱していたグリフィンが先発。今月6日のDeNA戦(東京ドーム)以来の登板となった左腕は初回一死から3連打で失点すると長岡、中村にも適時打を浴び4失点となった。

グリフィンは2回にもボークから1点を失うと3回、山田に今季1号2ランを献上。3回は二死走者なしでグリフィンの打席が回ってきた。ネクストバッターズサークルで素振りをしていた岸田がベンチに下がり、グリフィンが打席に向かうと東京ドームの観客がザワめいた。

巨人にとってこの日は9連戦の7戦目。前日のDeNA戦(横浜)で堀田、井上、泉とロングリリーフ要員が登板しており、続投は苦肉の策だった。

だが左腕は立ち直ることなく4回には村上に右中間席に5号ソロを叩き込まれるなど毎回失点。5回から2番手・堀田と交代した。グリフィンは4回68球11安打8失点とホロ苦い復帰戦となった。

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