春の登山シーズンに入り、注意が必要なのは「山岳遭難」です。南魚沼市の八海山スキー場では、警察官などが登山届の提出などを呼びかけました。
28日、南魚沼市や警察などで構成される山岳遭難防止対策協議会が、八海山を訪れた人に登山届の提出を呼びかけるポケットティッシュを配りました。
南魚沼署管内では、今年に入り、登山者の山岳遭難が4件発生していて、1人が死亡しました。発生件数は、去年の同じ時期に比べて2倍に増えていると言います。
■南魚沼署 森山明署長
「入山届を出してもらったり、装備品をしっかり持ってきてもらう、可能であれば複数でのぼっていただくことが事故防止に繋がる。」
警察は、体力に適した登山コースを事前に決めておくことや、GPS機能を持つスマートフォンなどを持つことを呼びかけています。