アーセナルのレジェンドOBポール・マーソン氏が、古巣の宿敵トッテナムを酷評した。現地紙『Daily Mail』が伝えている。
4月28日に開催されたプレミアリーグ第35節で、冨安健洋を擁する暫定首位のアーセナルは、5位のトッテナムと敵地で対戦。3-0で折り返した後、2点を返されるも、俄然勢いづく相手に同点弾までは許さず。3-2で伝統のノースロンドン・ダービーを制した。
アーセナルの2ゴールはCKからで、うち1つの先制点は、冨安健洋をマークしていたピエール=エミル・ホイビェアのオウンゴールによるものだった。
現役時代は主にFWとして活躍したマーソン氏は、稚拙な守備対応にだいぶ助けられたと考えているようで、英衛星放送『Sky Sports』のインタビューでこう言い放った。
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「アーセナルの選手はみんな(自分をマークする選手の)後ろにいる。トッテナムの選手たちはそれを見ているだけだ。ディフェンダーとして最悪の行為だ。私はディフェンダーではなかったが、試合を理解している。あのようにゴールサイドを取られてはいけない。こんなことは信じられない。12歳以下の試合では見られないよ」
宿敵撃破でご機嫌の56歳は一方で、「(トッテナムの)あの反撃は来年に繋がるよね?」とも口に。優越感たっぷりの様子だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部