テスラのマスクCEOが北京入り、全自動運転ソフトの中国進出について協議か

テスラのマスクCEOが北京入りしました。

米国の電気自動車(EV)大手のテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は28日午後、中国国際貿易促進委員会の招きを受けて北京入りし、同委の任鴻斌会長と次の段階での協力などについて意思疎通をしました。

マスクCEOの中国訪問は北京モーターショーの開催中であり、完全自動運転(FSD)ソフトの中国での発売について協議し、承認を求めるとみられています。

マスクCEOは任会長に対して、「EVの中国での発展を見てうれしく思う。将来はすべての自動車がEVになる」と、EV市場の発展に楽観的な見方を示しました。この発言はマスクCEOのEV革命への確固たる信念の表れであり、世界のEV車分野における中国市場の重要性の反映でもあります。また、自動運転技術が自動車業界の発展方向であり、テスラにとっての中国市場の意義の一端も見て取れます。

マスクCEOが前回訪中したのは2023年5月で、滞在した44時間の間に中国外交部、工業情報化部、商務部、中国国際貿易促進委員会の関係指導者と話し合ったほか、深夜には上海テスラスーパーファクトリーで、上海市政府の関係担当者と意思疎通をしました。(提供/CRI)

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