【RIZIN】日本初上陸の素手ボクシングは衝撃の1R決着 篠塚辰樹、ほぼノーダメージで元米軍戦士に勝利

J.マルティネスに1R・KO勝利した篠塚辰樹(右)【写真:山口比佐夫】

手首と手の甲にバンテージを巻く素手ボクシング

格闘技イベント「RIZIN.46」(29日、東京・有明アリーナ/ABEMA PPV ONLINE LIVEで生中継)第3試合、ベアナックルルール:2分×5R(58.9キロ) 【ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ提供試合】

第3試合では、篠塚辰樹(剛毅會)がJ.マルティネス(米国)にほぼノーダメージで1R・KO勝ちを収めた。

日本初の素手ボクシング戦。第8代Krushフェザー級王者の篠塚は、昨年大みそかにRIZIN初参戦。BreakingDownの冨澤大智と対戦し2度のダウンを奪い、完勝。目が非常に良く、相手の打撃をうまく避けながら自身はコンパクトな素早い打撃をコツコツと当てる選手だ。

対戦相手は、今大会のオープニングセレモニー前に発表されたJ.マルティネス(米国)。データによると、元米軍で4年間ドイツに駐留。その後は米・ケンタッキー州の陸軍基地、フォート・キャンベルに配属されていたという。2022年4月にベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップでプロデビューした。これまでの戦績は3戦2敗1ノーコンテスト。

手首と手の甲にバンテージを巻く素手ボクシング。篠塚は開始のゴングと同時にクリンチしてきたマルティネスとうまく距離を取り、自分の得意な距離からジャブを突く。最後はコンパクトに打った右フックで顎を打ち抜きKO勝ちを収めた。

勝利後、篠塚は「みんなどうだった? ベアナックル。最高でしょー。こんな試合ベアナックルしかないから。また俺がやるから楽しみにしててね」と余裕の表情を見せた。ENCOUNT編集部

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