「私をタイタニックして!」 あのシーンが現代によみがえる? 「恋するプリテンダー」本編映像

2024年5月10日より劇場公開される、2023年12月のホリデーシーズンに全米で公開され、全世界興行収入が2.16億ドルを超えるヒットとなったラブコメ映画「恋するプリテンダー」から、シドニー・スウィーニーとグレン・パウエルが、映画「タイタニック」の名シーンを再現するシーンの、本編映像が公開された。

映像では、オーストラリアの観光名所「オペラハウス」を一望できるロマンティックな船上パーティで、ビー(シドニー・スウィーニー)がベン(グレン・パウエル)に「Titanic me.(=タイタニックして)」とおねだりするシーンからスタートする。ビーは元カレとの復縁を望む両親を諦めさせるため、ベンは元カノにヤキモチをやかせるため、タイタニックごっこをするという展開に。「さすがにダサい」と難色を示すベンだが、ビーは「だからよ、付き合いはじめのカップルしか恥ずかしくてできない」と一枚うわてな返しをする。

半信半疑なベンだが、渋々従うことに。パーティーの参加者たちが乾杯をして盛り上がる中で、”タイタニック”をする2人。それに気づいたビーの姉が「ウソ、なんてかわいい二人なの!」と感嘆の声を上げると、それにつられてベンの元カノが「タイタニック?」と驚きの表情。そしてついに、参加者みんなが2人の見物に大集合する。「本物の恋ね、うまくやったな」と満足げな人もいれば、ビーの両親は振られる形になってしまった元カレを慰めるなど、2人のタイタニックごっこを信用しきっている様子を見せる。

「恋するプリテンダー」は、ビーとベンが繰り広げるラブコメディ。弁護士を目指してロースクールに通うビーは、街角のカフェで出会った金融マンのベンと最高の初デートをするが、ちょっとした行き違いによって、恋心が一気に凍りついてしまう。数年後、そんな2人はオーストラリアで同じ結婚式に出席。再会した2人は、周囲も気を使うほどの険悪ムードだったが、復縁を迫る元カレから逃げたいビーと元カノの気を引いてヨリを戻したいベンは、お互いの望みをかなえるために恋人のフリをするというまさかのフェイク・カップル契約を結ぶ。というストーリーが展開される。

ビー役を勤めるのは、シドニー・スウィーニー。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の出演で注目され、ゼンデイヤ主演の学園ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」で2022年のエミー賞にノミネートされるなど活躍を続けている。ベン役はグレン・パウエル。「トップガン マーヴェリック」では、エリート・パイロットチームのメンバーであるハングマン役を演じた。監督は、エマ・ストーン主演「小悪魔はなぜモテる?!」や、ジャスティン・ティンバーレイクとミラ・クニスが共演した「ステイ・フレンズ」など、ラブコメ映画を多く手がけてきたウィル・グラック。

【作品情報】
恋するプリテンダー
2024年5月10日(金)より全国の映画館で公開

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