高校野球の春季兵庫県大会(神戸新聞社後援)第6日は29日、明石トーカロ、姫路市ウインクの両球場で準々決勝4試合があった。昨秋の県大会で準優勝の須磨翔風、昨夏の兵庫大会で2位の明石商、東洋大姫路が4強入りを決めた。
残る1枠が懸かる育英-社は雨天のため七回表終了後に中断され、継続試合として5月1日午後2時から明石トーカロ球場で再開される。社が3-2でリードしている。
東洋大姫路は、昨秋の県大会を制し、今春の選抜大会で準優勝した報徳に5-1で快勝し、2022年以来のベスト4。報徳は3連覇を逃した。
須磨翔風は延長十一回タイブレークの末に、初めて8強に残った神院大付を5-3で下し、19年以来の4強進出を果たした。
明石商は延長十回タイブレークの末に5-4で神戸国際大付に競り勝ち、優勝した18年以来のベスト4に進んだ。
第7日は5月3日、明石トーカロ球場で準決勝があり、東洋大姫路は育英-社の勝者、明石商-須磨翔風の顔合わせとなった。 【春季県大会特集ページ】試合速報や勝ち上がり表