どんたくの起源とされる博多松囃子 傘鉾の「御神入れ」祭りの安全祈願

5月3日と4日の「博多どんたく港まつり」を前に行列や舞を披露する博多松囃子の「御神入れ」が行われました。

福岡市博多区の櫛田神社では博多松囃子振興会の役員など約60人が傘鉾に神を宿すとされる神事・「御神入れ」に参加しました。

博多松囃子は、「博多どんたく港まつり」の起源とされる国指定の無形民俗文化財で、福神・恵比須・大黒の三福神を中心とする行列や稚児が街を練り歩きます。

一行が持ち歩く傘鉾の下をくぐると、無病息災のご利益があるとされていて、きょうはその傘鉾を清め、祭りの安全を祈願しました。

博多松囃子振興会楢崎尚弘会長「とにかく安心・安全で、今年も賑やかしく昔に返って練り歩きたいと思います」

博多松囃子は5月3日と4日に開かれる博多どんたくでパレードの先頭を飾るほか、市内各地を巡ります。

© RKB毎日放送株式会社