イノシシに襲われ男女2人がけが 森林公園の捜索きょうも続くがイノシシは見つからず

テレビ愛知

28日に尾張旭市の愛知県森林公園で男女2人がイノシシに襲われたことを受け、29日も公園では、地元の猟友会らによるイノシシの捜索が続いています。

野生のイノシシが見つかったのは尾張旭市にある愛知県森林公園で公園は29日も臨時休園しています。

愛知県などによりますとイノシシは、28日昼ごろ植物園の展示館の北側付近に現れ、来園していた70代の男性と60代の女性職員が足をかまれるなどしてけがをしました。

29日は朝から地元の猟友会や県の職員らによるイノシシの捜索が行われました。午前中の捜索では、園内でイノシシの体毛が見つかりました。

森林公園管理事業部 北本陽介さん:
「イノシシの体毛や痕跡が見つかった場所から、ここらにいるであろう場所の見当はある程度ついているので午後はそのエリアを重点的に猟友会に調査していただくことにしている」

愛知県によりますと今後イノシシが園外に出没する恐れもあり、県の担当者はイノシシを見つけた場合は絶対に近づかず、すぐに県や警察に連絡するよう呼び掛けています。

公園内では午後4時半ごろまで捜索が行われていましたがイノシシは見つからず、30日も引き続き捜索が行われます。また森林公園は、園内の安全確保のため、30日も臨時休園する方針を決めました。担当者は、ゴールデンウィークのイベントなども準備していただけに今回の件は非常に残念だなどと話していました。

(連絡先)
愛知県環境局自然環境課 052-954-6230
守山警察署 052-798-0110

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