日本式のそろばんの発祥地とされる大津市。三井寺では29日、古くなったそろばんを供養する法要が営まれました。
大津市では、江戸時代初期、追分町で日本式のそろばんが発祥したとされています。
この由来から、追分町近くにある三井寺に、記念碑が立てられ、毎年、子どもたちのそろばん上達を祈願し、古くなったものを供養する法要が営まれています。
29日は、県内でそろばんを習う児童やそろばん教育を行う団体の関係者らが参加しました。
法要では、子どもたちが最後の計算をした後、福家執事長らが経を読む中、全国から三井寺に届けられたそろばん13丁が焼いて供養されました。