本格的な田植えのシーズン到来です。全国有数のコメどころ魚沼市でも田植えが始まりました。去年は、水不足の影響で一部の田んぼで収穫できず、コメ農家は複雑な思いで作業に取り組んでいます。
専業農家の関隆さんの田んぼでは、もち米の「こがねもち」の田植えが続いています。この田んぼでは、例年1200kgのコメが収穫されますが、去年はわずか4分の1程度に。品質にも影響が出て、約80万円の損失が出たと言います。
■専業農家 関隆さん
「今年は雪が少なくて4月なのに異常な暑さ、去年のよう猛暑が襲ってくると思うと心配。今年は作付けを止めようと思ったが、そうは言っても一応、田植えだけはしてみようということで4月29日植えました。」
一方で、夏に去年のような猛暑が続いても降水量が例年通りであれば、コメの収穫には影響が少ないと見ています。
■専業農家 関隆さん
「今年は暑いことは想像できるが、もしかしたら今年は雨が降ってくれるという期待を持って田植えをやっている。毎日雨ごいしなきゃダメだな。」
関さんの田んぼでは、5月からコシヒカリの田植えが始まります。
