芸人・ゴエモンが、後輩芸人はるかぜに告ぐのラジオに出演 「恋愛ソングに心動かなくなったら大人」

ゴエモン

吉本興業のお笑いコンビ・はるかぜに告ぐがパーソナリティーを務めるラジオ番組に、先輩芸人・ゴエモンがゲスト出演。さまざまなトークを繰り広げた。

【写真】トークテーマ「大人とは」について語る、ゴエモンとはるかぜに告ぐ

ゴエモンとはるかぜに告ぐは、先輩・後輩の間柄ではあるものの、実はほぼ初対面。そのため、まずはゴエモンのプロフィールを紹介することに。

「NSC大阪38期の2017年に結成された、小道具を使用したコントを得意とするコンビ。同期だけでなく、先輩後輩からも愛されるキャラのだいじゅと、何を考えているか分からない、ミステリアスな濱田浩平からなる」と資料にあったそうで、それをただ読み上げる様子からも、初対面の雰囲気がうかがえた。

続いて趣味の話へと展開したが、「ヨーロッパサッカーを見る」「ダンスを見る」というラインナップに、「それは趣味と言えるのか?」というツッコミが。「趣味がなにか、という質問は難しい。何を書けばいいのかわからない」という嘆きには、出演者全員がうなずいた。

映画や読書など定番ともいえる趣味が挙がるなか、だいじゅの趣味には「豚天定食8割醤油」というワードが。よく行く中華料理店の「豚天定食に8割の量の醤油ラーメンがつく」というメニューらしく、「2日に1回くらい食べていたけれど、かなり追い込まれているときに(プロフィールを)書いたんやと思う」と、もはや趣味ではなく好物を書いてしまうほどにはプロフィール記入に悩んだようだ。

芸人を目指したのは、「楽がしたかった」「大学を辞めたかった」のが理由だそうで、ゴエモンの2人はどちらも大学在学中に芸人を目指すことを決めたという。

その後NSCに入るが、すぐにコンビを結成したわけではなく、はじめはお互い仲のいい同期の一人だった。ある日、ほかの同期もいる食事の場で、濱田がだいじゅをコンビに誘ったことがきっかけでゴエモンを結成するに至ったのだそう。

だいじゅいわく、ほかの同期に「お前、言わんでいいんか」と促されても「もうちょっとしてから」とためらう濱田の様子がまるで告白のようだったそうで、「意外なかわいらしい一面を見た」と当時を振り返った。

一方の濱田は、「そろそろおもろいことしたいやろ」と言って誘ったことは覚えているそうだが、「そんな(告白をするかのような)様子だったかは覚えていない」とごまかした。

この日のトークテーマは、「大人とは」。「2人の考える大人とは?」と尋ねられると、だいじゅは「見栄を張らずに『できない』と言えるようになった。この前初めて行ったバドミントンサークルで上級者と初心者にグループ分けをするときに、子どものころなら上級者ぶっていたところだが、今回はちゃんと初心者側に行けた」と大人らしく地に足のついた意見を述べた。

対する濱田は、「HYとかの恋愛ソングを聴いても心が動かなくなったら」とコメント。少しばかり哀愁のただよう大人の定義を披露し、ほかの出演者たちをこわがらせた。

※ラジオ関西『Clip 火曜日』2024年4月23日放送回より

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