「東部の声を県政に」「静岡の未来のために」「リニアと原発許さず」立候補予定3陣営ゴールデンウィークも駆け回る【静岡県知事選 告示まであと10日】

静岡県知事選挙の告示が5月9日に迫る中、立候補予定の3陣営は支援の輪を広げるため、連休中も奔走しています。人出の多いところに繰り出し、自らの政策や思いを静岡県民に訴えています。

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<女性>
「頑張ってください。東部を活性化させてください」

元静岡県副知事の大村慎一氏は4月29日、自民党・細野豪志衆議院議員とともに連休で賑わう静岡県三島市の三嶋大社周辺で街頭活動を繰り広げました。「いかに県東部・伊豆に目を向けるか」を訴えます。

<自民党・細野豪志衆議院議員>
「私が大村さんを応援する条件を1つ提示いたしました。それは、大村慎一さんには東部の知事になっていただきたいということであります」

<大村慎一氏>
「(マスコミは)争点がない、こんなことを言います。そんなことありません。1番大きな課題の1つは、東部の声を県政に反映できるかどうかです」

一方、前浜松市長・鈴木康友氏は28日、静岡県菊川市で、約300人を前に決意を述べました。

<鈴木康友氏>
「静岡県のあすの未来のために全力を尽くしていく覚悟であります」

旧民主党時代からともに歩んできた国民民主党・榛葉賀津也幹事長は支援を約束しました。

<国民民主党・榛葉賀津也参院議員>
「何よりも経済と地域のことを知り抜いた鈴木康友さんこそ、私は次のリーダーにふさわしいと思うし、鈴木康友先輩にやっとご恩返しするときがやってまいりました」

<鈴木康友氏>
「榛葉さんは古くからの同志でありますし、勇気をいただく会でございました」

また、先週出馬を表明したばかりの共産党静岡県委員長・森大介氏は静岡市で演説しました。

<森大介氏>
「リニアと原発を許さず、県民の暮らし・福祉最優先の県政への転換を訴えてまいります」

森氏は2人との主張の違いを明確に打ち出し受け皿になることを目指します。

<森大介氏>
「スタートはちょっと先んじられましたけども、頑張って必ず結果を出したいと思っております」

15年ぶりに新たなリーダーが誕生する静岡県知事選挙は5月9日告示、26日投開票です。

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