SEVENTEEN、ベストアルバムで6ヶ月ぶりにカムバック…チームワークの秘訣は「月1で集まって不満も話す」

写真=Newsen DB

SEVENTEENが、ベストアルバムで6ヶ月ぶりにカムバックする感想を語った。

4月29日午後4時、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区コンラッド・ソウルホテルのグランドボールルームにて、SEVENTEENのベストアルバム「17 IS RIGHT HERE」発売記念グローバル記者懇談会が開かれた。

「17 IS RIGHT HERE」は、昨年10月に発売した11thミニアルバム「SEVENTEENTH HEAVEN」以来、6ヶ月ぶりに発売するニューアルバムだ。2015年デビュー以来、着実に成長を続けてきた彼らの過去、現在、未来を集大成したアルバムとなっている。

S.COUPSは「いつも新しいアルバムを出すこと自体が、ワクワクし、緊張する。CARAT(SEVENTEENのファン)の皆さんがこのアルバムを待ち望んでいたと思う。このアルバムを通して幸せになってほしいし、僕たちの新しい始まりであるだけに、僕たちも新たな気持ちで前に進んでいこうと思う」とカムバックの感想を語った。

アルバムについてミンギュは「文字通りベストアルバムだ。デビューから今まで、SEVENTEENのすべてを詰め込んでいる。今までのSEVENTEENを一度整理し、これからのSEVENTEENの新しいスタートを告げるアルバムになるのではないかと思う」と期待を示した。

「13(メンバー)+3(ユニット)+1(一つのチーム、カラット)=17(SEVENTEEN)」という数式にふさわしく、今回のアルバムにはSEVENTEENを完成させる全ての人が一堂に会し、過去9年間の時間を記念するという意味が込められている。同アルバムには、歴代韓国アルバムのタイトル曲20曲と、日本アルバムのタイトル曲の韓国語バージョン8曲、「Adore U(Inst.)」、新曲4曲まで全33曲が収録されている。

ディノは「多彩な魅力を詰め込もうとした。完全体の新曲『MAESTRO』からユニットの新曲まで収録されている。歴代タイトル曲、全曲を収録し、計33曲で構成されている。今回のアルバムも真心を込めて作ったので、たくさん愛してくださると嬉しい」と伝えた。

タイトル曲「MAESTRO」は、強烈なピアノのイントロが印象的なダンスR&Bジャンルの楽曲だ。楽曲制作に参加したウジは「マエストロは指揮者であり、ある分野で認められる人を意味するが、多様な僕たちが集まって流れをリードしていき、“最高”になるというメッセージを込めた。『Adore U』から『VERY NICE』『Oh My!』『毒:Fear』『Rock with you』『CHEERS』「孫悟空』など、7曲のソースを少しずつ溶かし、新しい音楽を再誕生させた」と伝えた。

続いてS.COUPSは「新しい挑戦をすること自体が恐くもあった。この音楽をどのように受け入れてくれるだろうかと心配もあったが、それでもウジが作ったので、多くの方が好きになってくれるだろうとも思った。毎回新しいジャンルに挑戦するウジにも感謝を伝えたい」とつけ加えた。

今回のアルバムが新しい始まりとなるアルバムだという彼らは「10年間活動しながら多くのことをしたので、初めてやることはそんなに多くはないだろうと思うけど、僕たちにとって新しい点は、心構えだと思う。初心を持って準備したら、全てのことが新しく感じられるのではないかと思う」とし「僕たちはいつも挑戦し、デビューから今までずっと新しいことをしてきた。一番SEVENTEENらしいものは、僕たちの新しい姿ではないかと思う。流れにしたがって新たに近づいていく」と話した。

今年10年目を迎える彼らは、過去を振り返り、「関係性と信頼を持つようになった時間だった。これまで容易ではないこともあり、幸せなこともあったけど、これらを全て集めて、ベストアルバムを始まりとし、今後さらに進むことができそうだ。これから、僕たちも様々な人を通じて夢を見たり、たくさんの夢を持っている人たちが、僕たちを見て、こんなところまでいけるんだなという姿を肯定的にお見せしたい」と伝えた。

続いてS.COUPSは「SEVENTEENは、13人で始まったこと自体が挑戦だったと思う。ウジが曲を作って“自主制作ドル”として始めたことも、とても大きな挑戦だったと思う。一人も抜けず10年間活動しているのも、ウジが音楽を作り続けて、その音楽で活動しているのも挑戦だと思う」と明かした。

10年間、共に走り続けてきた彼らのチームワークの秘訣については、「僕たちが月に一度、定期集会をする時間を設けている。何より会話が最も重要だと思う。僕たちも会話が足りなくて大変だった時期があった。会話をし始めてチームワークもさらに良くなった」と話した。

続いて「運命のようだ。どうやって、こんなメンバーに会えたのかと考える。こんなに人数が多いと仲良くなれないこともあるはずなのに、どうやって仲良くなれたのか。一生一緒にいられる友達に出会ったようだ。良い話だけでなく、不満も話して、後になってこんなに笑いながら話せるぐらい、僕たちの関係をもっと強固にできた時間だった。どんな人が現れても壊すことができない仲になった」と愛情を示した。

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