［新潟10-3新津］新潟は3投手の継投で新津にコールド勝ち。主戦の龍田京太郎は4回2失点で降板し、「初回の入りが良ければ流れも変わったはず」と反省した。
持ち味の変化球を有効に使えず、ボール先行の投球が目立った。立ち上がりで1人目の打者に二塁打を浴びるなど、勢いに乗れなかった。
冬に直球の急速を上げ、投球の幅が広がっただけに「変化球を有効に使えるように精度を上げたい」と3回戦を見据えた。
◆新潟南7番加々見一希、“ホーム”で2安打5打点の活躍
［新潟南10ー0新発田商］新潟南は三条市出身の加々見一希が2安打5打点で打線をけん引。地元三条パール金属スタジアムでの一戦に気合が入り、好機で勝負強さを発揮した。
2死満塁の初回、2ストライクと追い込まれながら外角の直球を右中間へ運び、3点適時三塁打を放った。「チャンスで回してくれたみんなのために打ちたかった」。
三回にも左翼線への2点適時二塁打を放ち、チームを波に乗せた。春先は打撃の調子が上がらなかったが、「素振りを続け、試行錯誤した結果が出た」と、“ホーム”での活躍を喜んだ。
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