独BMWグループが200億元を追加投資、中国経済に明るい見通し

ドイツのBMWグループは26日、遼寧省瀋陽市の生産拠点に200億元を追加投資する計画を発表しました。

ドイツのBMWグループは26日、中国東北部の遼寧省瀋陽市で中国での資産配置をさらに深め、同市内の生産拠点に200億元(約4400億円)を追加投資する計画を発表しました。これはBMWが2023年に高電圧バッテリー工場に100億元(約2200億円)を投資したのに続く瀋陽市での新たな大規模投資です。BMWグループのオリバー・ツィプセ取締役会長は、「今回の投資はBMWの中国経済に対する明るい見通しを示すものだ」と述べました。

今回の投資は主にBMWの最初の中国工場である大東工場の大規模なアップグレードとイノベーションに使われ、26年までにBMWの次世代モデルの中国現地化生産の基礎を築くものです。現在、BMWグループの中国人従業員数は同社の全世界の総従業員数の5分の1を占めています。瀋陽研究開発センターを含め、BMWは中国に3200人以上の研究開発者を擁しており、中国はBMWグループにとってドイツ以外で最大の研究開発拠点となっています。(提供/CRI)

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