教授・穂高が直言の弁護人に、SNS安堵の声続々「心強い」

激動の昭和、弁護士を志し奮闘するヒロイン・猪爪寅子の挑戦を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。4月29日放送の第21回では、教授の穂高が父・直言の弁護を引き受けることとなった。

直言の弁護の件で、猪爪家を訪れた花岡たち。写真左から、はる(石田ゆり子)、寅子(伊藤沙莉)、優三(仲野太賀)、花岡(岩田剛典)、穂高(小林薫)(C)NHK

父・直言(岡部たかし)が逮捕されて以来、大学に行けずにいた寅子(伊藤沙莉)。そこに、同級生の花岡(岩田剛典)と教授の穂高(小林薫)が訪ねてくる。穂高が直言の弁護を引き受けることになり、寅子たちは安堵する。

穂高の呼びかけで大学に通い始める寅子だが、予審が終了し、直言が「罪を自白した」という記事を目にし愕然とする。ようやく帰宅したものの憔悴しきった直言。穂高は寅子に、「直言の口から何があったのか聞き出してほしい」と頼まれるのだった。

今回の放送では、直言が逮捕され、世間からも注目を浴びる猪爪家を訪れた穂高が「私にやらせてくれないか。一緒に、直言くんを助けようじゃないか」と弁護を引き受けたいと切り出すシーンが描かれた。

なかなか弁護人が見つからない苦しい状況だっただけに、SNS上では「皆が断る弁護人をまさかの穂高先生が受けてくれるとは」「穂高先生! やってくれるんか!!」「穂高先生が味方についてくれる心強さ」など、安堵の声が上がっている。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。4月30日放送の第22回では、帰宅した直言が食事を取ろうともせず、母・はる(石田ゆり子)は心配を募らせる。

文/つちだ四郎

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