【芦屋マダム】はひと目でわかる!? その独特すぎるファッションの特徴とは?(前編)

こんにちは。芦屋の「下の方」に住みついて約100年の4代目、生粋の「アシヤレーヌ」から進化した芦屋マダム、やすよです。

みなさんは「芦屋マダム」と言えば、どんなファッションをイメージされますか?
今回は芦屋マダムのリアルなファッションについて、お伝えしてみたいと思います。

【芦屋マダムが語る独特すぎる!?「芦屋あるある」連載 #3 前編】

侍ジャパン投手も扮した大人気のキャラクター「芦屋のマダム」

2023年のWBCメンバーにも選出された、オリックス・バファローズの宇田川優希投手。
2022年のファンフェスタで扮した主婦キャラクター「芦屋のマダム」がこちらです。

セレブ風のばっちりメイクにつば広帽、フリルたっぷりのエプロン、そして極めつけは芦屋発祥の高級スーパー「いかりスーパー」の紙袋。
当時はTwitterで「芦屋のマダム」がトレンド入り。オフィシャルグッズも発売され、なんとベースボールカードにも登場するほどの人気に。

2023年のシーズン中は「芦屋のマダム好投」などの見出しが紙面を飾るほどで、宇田川投手の代名詞にもなってしまいました。
私も思わずグッズを買って、宇田川投手を応援してしまったほど(笑)。
これほどまでにブレイクしたのは、世間の芦屋マダムのイメージを細部まで(特に紙袋が秀逸!)再現していたからではないかと思います。

実際はどうなの?

芦屋マダムは近所のスーパーに買い物に行く際も、フルメイクにおでかけ着(正確には近所のスーパー用の服)にお召し替えするのは常識。
確かにスーパーでもすっぴんに部屋着、という方はほとんど見かけません。特にいかりスーパーには山の手のオシャレなマダムがいっぱい!

私の母や祖母も「芦屋の人はスーパーでも小綺麗にしてるから困るわ」と言いつつ、毎回いそいそと着替えて買い物に行っていました。
あくまで身内の話で恐縮ですが、彼女たちに「年相応」という言葉はありません(笑)。
「この歳になってこの色はどう思われるか」などと周りの目は一切考えず、ファッションはいくつになっても「素敵!」「カワイイ!」だけで選んでいました。

それには芦屋マダムたちの環境も関係するのではないかと思います。
私のイメージする芦屋マダムたちは、オフィスのドレスコードを気にするような仕事には就いていません。
自営業の夫のお手伝いや専業主婦、自ら起業している方も多く、誰にもとがめられず、自由な環境で伸び伸び生きている印象です。

また、「山の方」のマダムたちは基本的に車で移動するため、乗り物や天候に服装が左右されないことも大きいと思われます。
大雑把な芦屋テイストを感じるには、芦屋唯一のデパート芦屋大丸の婦人服フロアをチェックしてみてください。いろいろな面でびっくりされるかもしれません。

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