【新日本】高橋ヒロム&BUSHIはJr.タッグ王座取りに失敗 コナーズ&モロニーの牙城崩せず

ジュニアタッグ王座に挑戦失敗した高橋ヒロム(下)

新日本プロレス29日の鹿児島大会で、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の高橋ヒロム(34)、BUSHI(41)組がIWGPジュニアタッグ王者のクラーク・コナーズ(30)、ドリラ・モロニー(27)組に敗れベルト奪取はならなかった。

ジュニアヘビー級のトップ選手に君臨するヒロムだが、ジュニアタッグのベルトにだけは縁がなかった。この日は序盤から集中砲火を浴びて苦しい戦いを強いられたが、これを切り抜けると反撃開始。BUSHIがコナーズをファブルで捕獲すると、ヒロムもモロニーをDで締め上げる。

さらにヒロムがモロニーにTIME BOMB 1・5を決めると、孤立したコナーズに狙いを定めて勝負に出る。しかしBUSHIがMXをカウンターのスピアーで迎撃されると、モロニーのドリラキラーでマットに突き刺され大ダメージを負ってしまう。

何とかヒロムも救出に入るが、コナーズのNо Chaserを浴びて再び分断されてしまう。最後はBUSHIが王者組の合体技Full Clipで3カウントを奪われた。

またしてもジュニアタッグ王座に手が届かなかったヒロムと、ダメージの深いBUSHIは揃ってノーコメントで会場をあとに。ジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(5月11日、千葉で開幕)に弾みをつけることはできなかった。

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