カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝が現地4月29日に行なわれ、インドネシアとウズベキスタンが対戦している。
立ち上がりにペースを掴んだのはウズベキスタン。ポゼッションで上回り、自分たちのリズムでボールを動かしながら、緩急をつけたアタックを繰り出す。
守勢に回るインドネシアは、スペースを不用意に空けないポジショニングで対抗。自陣ゴール前では個々がより厳しい守備を見せる。
30分には、ウズベキスタンのボリエフが強烈なミドルを放つ。これは惜しくもクロスバーに弾かれて得点には至らず。
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なかなかシュートにまで持ち込めないインドネシアは、アーハンのロングスローに活路を見出すも、思うようにゴールチャンスにはつなげられない。
主導権を握り、何度も相手ゴールに迫ったウズベキスタンだが、結局、前半は相手の堅陣を崩し切れず。試合はスコアレスで折り返した。
アジア勢に与えられたパリ五輪の出場枠は「3.5」。今大会で上位3か国に入るか、3位決定戦で敗れた場合は、大陸間プレーオフでギニアと対戦。準決勝で勝利したチームは、その時点でパリへの切符を手に入れることができる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部