日本最大級の格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2024 presented by ROHTO(以下、EVO Japan 2024)」
メイントーナメントはどのタイトルも現地・配信で大盛りあがりを見せていますが、発表当時から特に注目されていたのが「ストリートファイターIII 3rd STRIKE Fight for the future(以下、ストIII 3rd)」ではないでしょうか。
アーケード筐体で行われたトーナメントの勝者は・・・？
「ストIII 3rd」で令和のチャンピオンが決まる
1999年に稼働開始した「ストIII 3rd」
「ストリートファイターIII」の最終形としてコンシューマー移植なども行われてきましたが、未だに日本各地のゲームセンターで遊ばれる不朽の名作です。
ギネス記録にもなっている通称「背水の逆転劇」が誕生した「EVO 2004」から20周年ということもあり、「EVO 2024」のメイントーナメントタイトルにも選ばれています。
ファイナルまで勝ち進んだのは・・・
- ボス選手
- Ucc選手
- GS SHO(以下、SHO)選手
- ゲームプラザ21世紀 無敵ゴリラ(以下、無敵ゴリラ)選手
- まいける選手
- yakkun選手
・・・の6人(名前はstart.ggに準拠)です。
ファイナルの6人中ユンが4人、春麗が2人というキャラ選択。
25年前のタイトルで成熟しきっていることもあって、このあたりはご愛嬌です。
歴戦の3rd戦士たちを蹴散らしてグランドファイナルに駒を進めたのはSHO選手とボス選手！
「ストIII 3rd」の醍醐味といえばブロッキング。
軽い仕掛けはブロッキングで反撃のキッカケを与えてしまうので、一挙手一投足に駆け引きが発生します。
なんと予選からグランドファイナルまで落としたセットは1つのみ。
スピード感のある激しい攻防を制したSHO選手がみごと優勝を果たしました！
優勝したSHO選手にはトロフィーや100万円、「ロートV5」1年分などが贈られました！
おめでとうございます！
Q. SHO選手の「ストIII 3rd」歴を教えてください
SHO選手: 中学、高校くらいからやり始めて約23年になります。
Q. 23年間も続けられたモチベーションは何でしょうか
SHO選手: 「ストIII 3rd」にはブロッキングというシステムがあるので(駆け引きに)正解が無いんですよね。
そんなスルメ的な要素が続けられてきた要因なのかなと思います。
Q. そんな「ストIII 3rd」がEVO Japan 2024のメインタイトルと発表されたときはどう思いましたか？
SHO選手: 何考えてるんだろうと思いましたね(笑)
いまの格闘ゲームは家庭用がメインになっているなか、25年前のアーケード筐体を使ったゲームがメインタイトルに。
「本当になるの！？」って大会運営委員長の松田さんに直接LINEで聞きました(笑)
Q. 普段はどこで練習されていますか？
SHO選手: ゲームニュートン大山店さん、西日暮里ゲームスポットバーサスさん、新宿スポーツランド本館さんの3拠点で練習しています。
ボスさん、まいけるさんと3人でよく練習していましたね。
Q. 「ストIII 3rd」はコンシューマーにも移植されていますが練習はゲームセンターなんですね
SHO選手: やっぱり筐体のブラウン管は液晶モニターに比べて遅延が少ないので、本格的な練習はゲームセンターでということになりますね。
Q. 賞金の使い道は決めていますか？
SHO選手: お酒が大好きなんですけど「EVO Japan 2024」のために断酒をしてきたんです。
練習に付き合ってくれたみんなに良いお酒を奢りたいですね！
Q. 今後の目標を教えてください
SHO選手: まずは「EVO 2024」ですね。
やっぱりアメリカだとプレイヤーもガラっと変わると思います。
今回上がってこれなかった強いプレイヤーもたくさん知っているので、そういった猛者を倒して優勝を狙いたいと思っています！
その後はせっかくデバイスも頂いたので「ストリートファイター6」を始めてみようかなと。
Q. プレイしたことないんですね！
SHO選手: 全く触ってなかったです。
周りからも勧められてて面白そうだなと思っていたので挑戦してみたいと思います。
