「彼はドリブルがすごいんだ」現地のイラクサポに直撃! 日本が警戒すべきプレーヤーは?【U-23アジア杯】

U-23日本代表は現地4月29日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準決勝でU-23イラク代表戦と対戦する。

勝利すれば今大会3位以上が確定し、パリ五輪の出場権を獲得できる重要な一戦。その会場ジャシム・ビン・ハマド・スタジアムの外にはイラクサポーターの姿も。駐車場の横に座って話をしていた男性3人組に直撃した。

そのうちの1人に対戦する日本の印象をたずねると、「あまり詳しくないんだけど…」としつつも、準々決勝の日本対カタール(4-2)を見たと明かし、強烈なミドルで先制点を挙げた山田楓喜に触れ、次のように答えてくれた。

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「日本の選手は良いミドルシュートを持っているよね。カタール戦を見たけど、11番(山田楓喜)のシュートは素晴らしかった。イラクにとっても脅威になる。日本はプレースピードが速い良いチーム。パスも正確で組織的に攻撃してくる印象だけど、イラクも負けないよ」

また、「日本が警戒すべきイラクの選手は誰?」と訊くと、準々決勝のベトナム戦ではPKで決勝ゴールを決めたMFアリ・ジャシムの名を挙げた。

20歳のアタッカーについて、「7番のアリ・ジャシムは注目だね。フル代表の経験もしていて、何と言っても彼はドリブルがすごいんだ。絶対にゴールを決めてくれると信じているよ」と語った。

イラク戦はこのあと日本時間30日2時30分キックオフ予定。パリ五輪出場がかかる一戦に注目だ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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