SEVENTEEN BEST ALBUM『17 IS RIGHT HERE』への思い WOOZI「10年目ですけど絶えず頑張る姿を見せていきたい」韓国記者懇談会レポート

By TV LIFE

SEVENTEEN BEST ALBUM『17 IS RIGHT HERE』(韓国発売日:4月29日(月・祝)/日本発売日:4月30日(火))の発売を記念し、韓国で行われた記者懇談会にSEVENTEEN(S.COUPS、JEONGHAN、JOSHUA、JUN、HOSHI、WONWOO、WOOZI、THE 8、MINGYU、DK、SEUNGKWAN、VERNON、DINO)が登壇した。

前作の11th Mini Album『SEVENTEENTH HEAVEN』以来、6か月ぶりとなるアルバムリリースにあたり、統括リーダーのS.COUPSは「新しいアルバムを出すっていうことはとてもドキドキしてときめきもあるんですけど、CARAT(ファンネーム)の皆さんがアルバムを待っていてくださったと聞いています。このアルバムを通して幸せを感じてほしいし、僕たちも新たな気持ちで前に進んでいきたいと思います」と意気込みを。

S.COUPS (P)&(C) PLEDIS Entertainment

MINGYUは「『17 IS RIGHT HERE』はベストアルバムであり、SEVENTEENの全てを盛り込みました。これまでのSEVENTEENを振り返って、これからのSEVENTEENの新たな始まりを知らせる意味になるのではないかと思っています」と力を込めた。

グループのマンネ(末っ子)・DINOからは「ベストアルバムには多彩な魅力を入れようとしました。完全体の新曲『MAESTRO』、HIPHOP TEAMの『LALALI』、PERFORMANCE TEAMの『Spell』、VOCAL TEAMの『Cheers to youth』など新曲も盛り込まれています。そして歴代のタイトル曲すべて入れて、33のトラックにしてみました。今回のアルバムも真心を込めて作ったのでたくさんの応援をお願いします」とアルバムに収録されているトラックの解説も。

DINO (P)&(C) PLEDIS Entertainment

ベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』は、2015年のデビュー以来、SEVENTEENの名を輝かせた韓国音盤のタイトル曲20曲と、日本音盤のタイトル曲を韓国語に翻案した8曲、新曲4曲が収録。JEONGHANは「メンバーみんながベストアルバムをベストなクオリティーにしようと思ってアルバム作業に臨みました。今までのSEVENTEENの曲を単純にコレクションするのではなく、今の僕たちの思いや覚悟、そして僕たちSEVENTEENがCARATの皆さんとこれから成し遂げていきたい未来のビジョンをアルバムに入れています」とアピールした。

SEVENTEENの過去ー現在ー未来を集大成したベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』のタイトル曲「MAESTRO」については、楽曲制作を担当するWOOZIが「『MAESTRO』は指揮者であって、一つの分野で誰にでも認められる人を意味します。SEVENTEENもいろんな僕たちが集まって、流れを主導する、そんな目標を成し遂げたいという意志を盛り込みました。そして『MAESTRO』には聞きなれたサウンドがたくさんあります。SEVENTEENのデビュー曲『Adore U』、それから『VERY NICE』『Oh My!』『Fear』『Rock with you』『CHEERS』『Super』7曲のソースを少しずつ入れて新しい曲にしてみました」と説明した。

WOOZI (P)&(C) PLEDIS Entertainment

そんなタイトル曲について、S.COUPSは「正直、私は新しい挑戦をすることが少し怖かったです。CARATの皆さんがどう聞いてくださるか少し怖かったけど、WOOZIさんが作ったから本当に好きになってくれると思って。それから新しいジャンルに挑戦するWOOZIさんにありがたいと思いました」と率直な思いを吐露。

JOSHUAは「この曲を聞いてときめいたんです。大衆の皆さんがこの曲をどう思うか、とも感じましたが、私は本当に気に入りました。パフォーマンスもカッコよさそうだと思いました」と、HOSHIも「『MAESTRO』というキーワードが印象深かったです。ポイントのダンスもカッコいいですし、これを聞いたとき多様な構成でパフォーマンスができると思って本当にドキドキしていました」と続いた。

SEUNGKWAN (P)&(C) PLEDIS Entertainment

新曲「MAESTRO」のミュージックビデオは本日公開。このミュージックビデオについて、SEUNGKWANが「『MAESTRO』のミュージックビデオは全てのことがAIや新技術で創り上げられる世界を背景にしています。その中でSEVENTEENの指揮を通じて、真の創作は何であるかを表現しようとしました。また、さまざまな存在とSEVENTEENが一つになって、僕たちの世界に導く様子を表現しました。ミュージックビデオにいろんな象徴が秘められているので、たくさんの方々に集中して見ていただき、ぜひさまざまな解釈を聞かせてほしいです」とコメント。

さらに、ユニット曲3曲もミュージックビデオを制作。WONWOOも「ユニット別で雰囲気が違いますが、どのミュージックビデオもそれぞれ完成度が高いです」と自信をのぞかせた。

VERNON (P)&(C) PLEDIS Entertainment

HIPHOP TEAMの「LALALI」については、VERNONが「軽快で楽しい曲です。ミュージックビデオでそれを楽しむ様子を表現しています」と。

HOSHIは「PERFORMANCE TEAMは『Spell』を出しました。とても幻想的で柔らかいムードで、メンバーがセクシーな魅力で美しく表現していて。出来上がったミュージックビデオも見ましたが、本当にきれいでした」と、DKは「VOCAL TEAMの『Cheers to youth』は誰もが初めて迎える青春を賛美する歌です。VOCAL TEAMの個性に合わせて5人の青春を込めたドラマみたいなミュージックビデオが作られました」と、それぞれユニット曲を紹介した。

DK (P)&(C) PLEDIS Entertainment

JUNは「先月インチョン(仁川)で公演をして、先週末はソウルで公演を終えました。実は今回のソウルコンサートでCARATの皆さんにサプライズプレゼントをあげるために、タイトル曲『MAESTRO』をはじめ新曲4曲をステージで公開しました! CARATの熱い声援で元気づけられました」と新曲にまつわるエピソードを披露。

VERNONも「たくさんの愛をもらいました、それに応えられるために一生懸命に活動していきたい」と笑顔を見せた。

THE 8 (P)&(C) PLEDIS Entertainment

そして、5月には「SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN TO JAPAN」と題し、日本でのコンサートも控えているSEVENTEEN。THE 8が「インチョン公演、ソウル公演で受けたエネルギーを持って、日本でツアーを続けていきます。5月18日、19日に大阪・ヤンマースタジアム長居、5月25日、26日に神奈川・日産スタジアムでCARATの皆さんにお会いできると思います」と日本の地名を一生懸命言葉にする姿を見て、メンバーたちも「かわいいですね」「かながわ…」とぽつり。

MINGYU (P)&(C) PLEDIS Entertainment

今後の活動については、MINGYUが「今年はベストアルバム以外にも、またアルバムが1つ出る予定です。そして『’FOLLOW’ AGAIN』コンサートが終わると、新たなコンサートがあると思います。そしてCARAT LANDもあります! できるのかなって思っています(笑)。とにかく今年は僕たちにとっては意味がある数多くのスケジュールがあるんですけど、CARATの皆さんがすごく喜んでくれると思って、毎瞬間一つひとつ最善を尽くしたいと思っています」と。

JOSHUA (P)&(C) PLEDIS Entertainment

さらにJOSHUAが「秋には新しいツアーを通して全世界のCARATの皆さんに会いに行きます。アメリカのCARATの方々にも会いに行く予定です。アメリカの公演は2022の『BE THE SUN』ツアー以来2年ぶりですので、僕たちも楽しみにしてますし、早くCARATの皆さんに会いに行きたいです」と、WONWOOも「それからデビューして初めて大規模なミュージックフェスティバルに出演する計画です。6月にはグラストンベリー・フェスティバル、9月はロラパルーザに参加する予定です。SEVENTEENらしくカッコいいステージをお見せするのでたくさん期待してください!」と語った。

WONWOO (P)&(C) PLEDIS Entertainment

また、いつも応援してくれているファン・CARATのことを「私たちにとって欠かせない存在。“僕たちの存在の理由”です」と表現したDINO。SEUNGKWANは「メンバーみんなSEVENTEENというチームを愛していますし、CARATも愛しています。僕が誰かのファンだったこともあったので、こんな歌手なら後悔なく愛せるなって思うほど。大変な時もあって疲れる時もあるんですけど、いざやる時は責任感を持ってやりたいというメンバーなので、これからもSEVENTEENとして長く活動を続けていきたいと思っています」と。

WOOZIからも「僕たちはデビューしてからいつも新しいことに挑戦してきました。そして『MAESTRO』を通して、ここで止まるという姿ではなく、それを見せないことが僕たちの新たな姿だと思いました。僕たちはよりいろんなところに、大きなところに行きたいという欲を持っているメンバーなので、10年目ですけど絶えず頑張る姿を見せていきたい」という決意の言葉が寄せられた。

そして、S.COUPSは「この9年間の活動は、これからの道のりで必要な関係性とリズムを築くことになった時間だと思います。10年目になったにもかかわらず、まだメンバーたちと多くの目標を話し合って進んでいく力を9年間ためてきました。簡単じゃない、大変なこと、また幸せなこともたくさんありました。全部合わせてベストアルバムを皮切りに進んでいきたいと思います」と振り返り、「ただただ頑張らなきゃという気持ちでいっぱいです。毎日このような人生を送られるということが感謝ですし、メンバーとともに大変なことがあっても克服して、CARATの皆さんを幸せにして、たくさん愛を送ることができるようなSEVENTEENになれるよう、一つひとつの予定をこなしていきたいです」とコメントした。

HOSHI (P)&(C) PLEDIS Entertainment

HOSHIは「僕らが誰かを見て夢を見たように、多くの後輩や夢を見ている人々が僕ら13人が進んでいく姿を見て、これもできるんだ!とポジティブなマインドを持てるような活動をしていきたいと思います」と、THE 8は「けがをせずにみんな元気に活動したい」と抱負を。

JUN (P)&(C) PLEDIS Entertainment

JUNは「メンバーたちが元気で活動して、CARATの皆さんにもいつも元気でいようと言いたいです」と、JEONGHANは「CARATの皆さんに会うことが楽しみになっています。疲れずに頑張って活動していきたいと思います! ティン!!」と、DKは「いつもCARATの皆さんから大きな力をもらっています。今回の活動を通して力を与えるSEVENTEENになれるように僕たちが指揮をしたいです!」とメッセージを寄せた。

JEONGHAN (P)&(C) PLEDIS Entertainment

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

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