ウズベキスタンが初五輪決定! U-23アジア杯決勝進出…日本は4強イラク戦勝利なら対戦へ

ウズベキスタンが決勝進出を決めた【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

相手のゴールが取り消されてからウズベキスタンが流れを掴む

U-23ウズベキスタンは4月29日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準決勝でインドネシアと対戦。後半23分にFWクサイン・ノルチャエフが先制点を奪うなど2-0で勝利し、決勝に駒を進めた。ウズベキスタンはこれで初の五輪への切符を手にした。

シン・テヨン監督の下、ベスト8で韓国を破ったインドネシアと、サウジアラビアを破って勝ち上がってきたウズベキスタンがベスト4で対戦。ウズベキスタンは前半30分、MFアブドゥラウフ・ボリヤエフがミドルシュートを放ったが、これはクロスバー直撃だった。

試合は0-0で迎えた後半16分、インドネシアのDFムハマド・フェラーリが先制ゴールを決めたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、主審がオンフィールドレビューを行った結果、得点は取り消された。

後半23分、今度はウズベキスタンがノルチャエフのシュートでゴールネットを揺らして先制点を奪うと、流れは一気にウズベキスタンへ傾く。

FWアボスベク・ファイズラエフが左ポスト直撃のシュートを放つと、後半39分にはインドネシアDFリスキ・リドがウズベキスタン10番のFWジャスルベク・ジャロリディノフへの危険なプレーで、VAR介入とオンフィールドレビューの結果、一発退場。直後の後半41分にウズベキスタンが相手のオウンゴールで追加点を奪い、アディショナルタイム16分間もしのいで2-0で勝利した。

ウズベキスタンは5月3日の決勝で、日本対イラクの勝者と対戦する。(FOOTBALL ZONE編集部)

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