専門家がKAT-TUNを絶賛!江戸時代の蕎麦を打ち「すばらしくセンスがある」亀梨和也は「極まりました」とご満悦

亀梨和也さん、上田竜也さん、中丸雄一さんが、蕎麦の歴史と楽しみ方を極めました。今回の『何するカトゥーン?』は、亀梨和也さんのリクエスト企画「3人で蕎麦を極めよう」を放送しました。

【写真4枚】先行カットあり!KAT-TUNが蕎麦の魅力にハマった番組のシーン

亀梨が江戸の蕎麦の歴史に興味津々

「最高のだし茶漬け」や「高級家具」に続く「学ぶシリーズ」となる今回のテーマは、「蕎麦」。過去の放送でも蕎麦打ちを体験しましたが、より深く蕎麦を知るために今回は専門家・片山虎之介先生を招き、授業を受けることに。

縄文時代から食べられていた蕎麦は、古墳時代にはまとまって栽培されるようになり、その後、家庭ではお客さんをもてなすための食事として発展。江戸時代には、商売としてお店で出されるようになりますが、江戸には大阪から入ってきたものが源流だそう。

「(大阪は)お蕎麦屋さんが少ないイメージあるんです。なのに大阪?」と不思議がる亀梨さんに、先生は大阪由来の「砂場」と信州から来た「更科」、「砂場」系をベースに侍が始めた店の支店だった「藪」の「三大のれん」の成り立ちを説明しました。

「蕎麦も個性がないと生き残れない」という先生の言葉を受け、「芸能界と一緒ですね」と納得した様子の上田さん。

先生から「もり蕎麦→お酒→アラカルト→温かい蕎麦」という通の注文の仕方を教わり、「今絶対食べるべき」という蕎麦屋さんに行くことになりました。

「人の幸せって食から来ている」蕎麦の美味しさに感動した上田が人生を語る!

「実践・実食」の授業として3人が向かったのは、中野にある「手打ち蕎麦 じゆうさん」。亀梨さんと中丸さんは殻ごと石臼で手挽きにした「手挽き田舎せいろ」、上田さんは十割の「せいろ蕎麦」を注文し、その他に「蕎麦の実とろろ」「板わさ」「玉子焼き」などをオーダーしていきます。

中丸さんは、「江戸時代もこんな気持ちでお客さん来てんのかな?」「腹減った感じでさ」と、蕎麦の歴史に思いを馳せました。

そして実食タイム!「せいろ蕎麦」を食べた上田さんは「最高ですね。喉ごし感、ヤバいです」と目を細め、亀梨さんと中丸さんも「手挽き田舎せいろ」の香りの高さに感動しました。

お店の方から、蕎麦の香りは、すすった後に鼻の奥から登ってくるフレーバーを楽しむもので、「店を出た時が、一番ムンムンと蕎麦が香る。余韻が一番大事」と教えてもらった3人は、「おもしろ!」(上田さん)「学んで良かった!」(中丸さん)と楽しんでいました。

さらに、佐渡のお酒をいただきながら、アラカルトも堪能。亀梨さんが「充実した1日になったわ。大事だな、『食』って」と言うと、ふわふわの玉子焼きを食べた上田さんは「やっぱ美味いもんって、目をつぶって味わいたいな」と噛み締めた様子。

締めには、おあげ(上田さん)や大根おろし(中丸さん)を乗せた温かい蕎麦で、蕎麦の食感や出汁の違いも味わいました。

「お客さんが喜ぶために蕎麦を打つ」というお店の方の心得に、「食っていうカテゴリーじゃなく、人生において1つ学んだ感じします」と中丸さん。上田さんも「人の幸せって食から来てるところあるよな」と同意し、3人は食と人生について語り合いました。

「すばらしくセンスある!」と先生も絶賛!江戸初期の蕎麦打ちの再現で3人大奮闘!

最後は、片山先生に江戸時代初期の蕎麦の味を再現する「一本棒丸延し」という打ち方を教わって、蕎麦打ちに挑戦!

少量の水に蕎麦粉を混ぜ、丸く伸ばしていきますが、3人の手際の良さに先生は「すばらしくセンスあります!」と絶賛。打ち終えた蕎麦は、自身で切って茹でて、実食しました。

亀梨さん、上田さんは「うん。美味い!!」と即答ながら、中丸さんは「美味しいんだけど…完全に切る幅の問題だわ」と少し悔しそうな表情を見せました。

エンディングでロケの感想を聞かれた亀梨さんは「極まりましたね。作るということはまだまだ。でも、知識では、圧倒的。昨日の俺に言ってやりたい」と断言。上田さんも「作るということを経験したことで、蕎麦屋さんに対するありがたみも増すじゃないですか。いい日だった!」と締めると、中丸さんから「夏休みの絵日記みたい」と茶化され笑顔を見せました。

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